【この言葉も知っておこう!】MtFトランスジェンダーについて

有名なMtFトランスジェンダー

テレビなどで活躍する芸能人などにも、MtFトランスジェンダーがいます。
モノマネ芸人としてブレイクしたはるな愛さんは、幼少の頃から男性という身体の性に違和感があり、戸籍は男性のまま性別適合手術を受けました。
SMAPの「世界に一つだけの花」の振り付けを担当したダンサーのKABA.ちゃんは、性別適合手術を受け戸籍上の性別を女性に変更しました。
他にも美容家・タレントとして活動し性同一性障害の診断を受けたGENKINGさん、シンガーソングライターや役者として活躍する中村中さんなどがいます。

MtFトランスジェンダーを支援する取り組み

MtFトランスジェンダーを取り巻く状況が厳しい一方で、こういった人々を支援する動きもあります。
本来、戸籍上の性別が女性の人のみが入学できる女子大学が、MtFトランスジェンダーで戸籍上男性である人の入学を認め始めています。
職場や地域社会では、MtFトランスジェンダーを含むLGBTの理解を促進するための研修やセミナーを実施したり、男性・女性関係なく誰でも利用できるトイレを作ったりしています。

まとめ

MtFトランスジェンダーを含むLGBTの人々は、差別や偏見にあい、身体の性と心の性が一致しないことで精神的な苦痛や葛藤を感じています。
しかし、先に挙げた芸能人など多くの人々がメディアなどで啓発活動を続けており、グローバル化による多様性の受容も進んでいます。
今後、LGBTへの理解と受容が進み、LGBTの人同士も互いに支えあい前向きに生きていける社会を実現したいものです。