LGBTマーケティングの成功例【パンツで有名に】

どうしてここまで有名になったの

 パンツという商品だけでの販売では、ここまで影響力のある会社にならなかったと思います。
ゲイの人達が使うメディアに載せなければ、相当大規模な大金が動くイベントでのサポートまで広がらなかったと思います。
GOGO BOYへの衣装や踊る時の下着一枚という事が宣伝広告費として使われているので、会社・GOGO BOY・お客様皆が喜ぶという完璧な図式になり、相乗効果が産まれたのだと言えます。

 商品の紹介の為の広告撮影にプロフェショナルなカメラマン兼デザイナーのYUTO(BRAVE YUTOとは別のYUTO)を起用して、作品としての付加価値が産まれました。

毎日使うものだから

 GOGO BOYの人が履いているのをみて自分も同じ物を身につけたいと思ったり、誰か大切な人と過ごす特別な夜のために履いておくパンツ(脱いで見られる事前提)や、ジムのロッカールームで見られてもお洒落なパンツといったポジションで、男というと無難なトランクスという古い感覚が無くなり、自分好みの服を選んで着るのと同じくらい大切なパンツ選びのセンスも磨かれて行きました。

 二丁目のバーには、パンツ一枚だけで参加するクラブイベントが定期的に定着するなど、日常を超えた特別な時間を過ごすという動きまで産まれました。