【流行】LGBT向け商品を買うという事は…【ショッピング】

他人と被らない方が良いどころか逆に仲間意識がある

個人的な趣味嗜好は、LGBTの人には特別ぬきんでて他の人との違いを求める感度の高い人達が多いと思われがちですが、仲間意識という事がストレイトの人達よりも意外と高いのが特徴的です。

流行っていてすれ違うLGBT同士の商品被りが起きても、自分が気に入って買った商品であれば、他人がどうこうと気にしないで我が道を行く事が多いのです。

コンプリートする

例えばNorthfaceやUnderarmerといったアウトドア系ブランドや、スポーツウェアブランドを好んでとことん好きになり信頼し、全ての様々な商品をなにがしかのブランドでコンプリートするまで購入したりする事が多々あります。

Underarmerを例えてみると、スポーツウェアであり、普段からLGBTの人達がジム通いをする時に身につけるのを好む傾向があり、ジムでのトレーニングが終わってから普段着に着替える時に、普段使いのUnderarmer商品を身につけるという、不思議な現象が起きるのです。

目の付け所が特殊

LGBTの人達の間では、感度の高い誰かがまず先に新商品に飛びつき「それいいね!どこで買ったの?」という伝播が起こる事が多いです。

例えばYouTubeの再生回数が一気に訳も分からずにバズった時を想定してみるとわかりやすいと思いますが、特定の商品なり、時にはブランドそのものがバズる不思議なシンクロが起きるのです。

過去にバズった商品

Underarmer全般・Northfaceのボックス型バッグ・アバクロ・クラッチバッグ・GAP・グレゴリーのウエストバッグ・ラルフローレンと過去に様々な商品が流行り、新宿二丁目で石を投げればウエストバッグを身につけた人に当たるという、共鳴する仲間意識が根底にある場合が多々あるのです。
商品とは若干違いますが、どういう風に流行って消費されるかの例えとして、短髪髭に鍛えた体は、LGBTの人達にとっての憧れのアイコンなので、床屋に行って短髪にして、仲間同士ワイワイするのが好きな人達が多いという、意外と単純な仕組みがあります。

真似ではなく仲間同士で共感出来る芯の通った商品が良く売れるのです。
LGBTの人達をターゲットにしてストレイトの人が商品開発をしてもあまり流行りません。ストレイトが開発した商品には、お手本とすべくロールモデルが不在なのです。
LGBT向けの商品を作るには、LGBTの当事者が先頭に立ち、感度の高いLGBTの人達にまずは手にとってもらえる必要があります。
そしてそれがいつのまにか伝播し、爆発的に流行って行くのです。