LGBT小説の紹介【おすすめ!】

『片思い』東野圭吾

性同一性障害の葛藤を描いた小説です。

主人公はスポーツライターの西脇哲郎です。
学生時代に所属していたアメフト部のマネージャーだった理沙子と結婚をしています。

ある日、元マネージャーだった日浦美月と再会をします。
美月は性同一性障害であることを打ち明けますが、彼女にはさらに秘密があります。

青春時代を共に過ごした仲間を通して、性同一性障害や夫婦の関係を描いた小説です。
ミステリーが好きな方に特におすすめです。

『大リーグ・ドレフェス事件 二遊間の恋』ピーター・レフコート

この小説は実話をもとにしています。

主人公のランディ・ドレフュスは球界を代表する名選手です。
長打力・打率ともに優れたランディ・ドレフュスとコンビを組みのは黒人の名二塁手DJです。

ランディには妻がいて、子供もいます。
平和な家庭を築いていたランディですが、あるときDJに惹かれていることに気が付きます。

有名選手の人種と性別を超えた恋愛を描いた作品です。

まとめ

LGBT当事者やLGBTを知りたい方にとって、普段小説を読まなくてもLGBTを題材にした小説なら興味を持てると思います。
実話をもとにした小説もありますが、自分の現実とは離れた小説という形だからこそ客観的に読むこともできるでしょう。
楽しい時間を与えてくれたり、LGBTに関する理解を深められたり、小説はさまざまなことを与えてくれます。

この他にも作品があるので探してみてください。