【解説!】毎年6月がLGBT PRIDE月間になったいきさつ

日本のLGBTプライド月間

日本国内では渋谷・札幌・名古屋のプライドパレードが有名ですが、渋谷のプライドパレードに関しては、おそらくゴールデンウィークが皆が集まりやすいという、ごくごく単純な理由で制定されました。
今年2020年は世の中の自粛ムードもあり、命に関わる大変な年だったので、オンライン配信でLGBT動画配信という事に置き換わって行われました。

VOGUEの一風変わったレインボーカラー

今回のVOGUEのレインボーカラーには黒い色が含まれているのですが、これには深い訳がありました。
白人・黄色人種・黒人と、LGBTへの差別の他にも、人種差別が今でも世界中にはびこっています。

最近の黒人の一般人を警察が首を押さえつけて殺害した事件はアメリカにおいて、ものすごい抗議運動に発展してしまい、いまでも差別意識が存在する事が露呈しました。
その事を踏まえて、黒い色がレインボーカラーの赤色の隣にデザインされ、LGBT・人種差別に抗議する寡黙なメッセージの発信だった訳です。

LGBTのみならずあらゆる差別の根絶のためのムーブメン

差別される人達はだいたいの場合において、沈黙をして、そういうものだとして、事なかれ主義的に我慢をする事を強いられてきた歴史があります。
黒人さんが日本人に揶揄する言葉をかけ、差別される痛みをわかっているはずなのに、何故差別に差別の塗り重ねをするのか理解出来ません。

イギリスにやヨーロッパ各地に行った時には差別は無かったのですが、アメリカへ行った時には露骨に黒人から差別的な言葉をあびせかけられて、まだ若かった頃だったので、凄く不愉快立ったのと、残念だった思いを今でも忘れる事が出来ません。

LGBTの当事者同士の差別というものも存在し、ネットが普及した今は差別のカオス状態です。
LGBTと人種差別、別の事の様ですが、人は差別をしてしまう愚かな者であるので、少しずつでもそういうおかしな考え方が減って、全滅してほしいものです。