【きちんと知ることが大切】トランスジェンダーの3つの種類

性同一性障害とは

性同一性障害とは、身体的性と性自認が一致しておらず、外科手術を受けることを考えている状態を指します。広い意味では性同一性障害はトランスジェンダーの中に含まれます。
性同一性障害では、自らの性を嫌悪したり忌避することがみられます。
反対の性別に対する強く持続的な同一感を抱くといった特徴もあります。

異性の服装をすることで満足する方もいますが、異性の服装をするだけで性同一性障害とはいえません。
性同一性障害の方の中には異性愛の人、同性愛の人、両性愛の人がいて、恋愛傾向だけで判断されるものでもありません。

性同一性障害の判断は十分な経験を持つ精神科医によって行われます。
性同一性障害と判断された場合は、精神療法、内分泌療法(ホルモン療法)、外科的治療を受けることができます。

まとめ

トランスジェンダーといっても、身体的性と性自認が一致しておらず違和感を抱いている方、外科的手術を考えている方、異性の服装をすることで満足する方など、さまざまな方がいます。
トランスジェンダーという考えは、広い概念を持っているのです。性同一性障害と混同されることがありますが、それとは少し違った点もあります。
トランスジェンダーの意味を考えるのは難しいといえるかもしれません。