トランスジェンダーのセルフチェック方法

トイレの問題

トイレを使おうと思って「こちらのトイレですよ」と声をかけられたことがありませんか。
体が男性で心が女性の場合、気持ちとしては女性のトイレを使いたいところです。しかし、見た目は男性なので周囲の人たちからは男性として扱われ、女性トイレを使用しようとすると止められてしまうことは珍しくありません。この逆で体が女性で心が男性の場合も同じようなことがあります。
しかし、体の性にあったトイレを使うと違和感があります。自分にあっているトイレのはずなのに周囲の目がきになります。
自宅のトイレなら自由に使えますが公共のトイレではそうはいかないので、トランスジェンダーにとってトイレ問題は深刻です。

洋服を購入するとき体の性とは反対のものを選ぶ

洋服は自分を表す手段の一つです。男性らしい服、女性らしい服というものもあります。
体の性よりも心の性にあった服を着たい場合、実際に切るかどうかは別にして、心にあったせいの服を選んだり、そちらに目が行ったりします。
本当は心の性にあった服を着たいのに、お店では店員さんの視線が気になってゆっくり選べない、デザインが気に入っているのにサイズが合わないなど、さまざまな悩みがあるようです。
また、職場では男性らしさ、女性らしさが求められることがあり、女性の制服はスカート、男性ならスーツ着用など決められてしまっていることがあります。こういったことに違和感を覚えます。

まとめ

トランスジェンダーとは、体の性別と心の性別が不一致な人のことです。性同一性障害は医学的用語なのでこの点は違います。
体の性別と心の性別が違うため、先に挙げたようなチェック項目の特徴がみられるケースが少なくありません。
ここにあげたものは一つの例です。今日は男、今日は女とによって性がゆらぐ、行動に姓が含まれていないなど、その他の特徴がみられるケースもあります。
自分が認識している性に違和感を覚える、疑問を抱いたことがあるというとわかりやすいと思います。疑問に思ったら自分に問うてみてはどうでしょうか。