トランスジェンダーの仕事でお手本となる人を見つけてみよう

自己評価を高める

人それぞれに能力があります。ゲイだからこう、レズだからこうといった決まりはありません。
たとえばゲイであっても、内向的な人もいれば外向的な人もいます。細かな点に気がついて慎重に行動する人もいれば、どんどん積極的に行動する人もいます。
トランスジェンダーだからといって決まった能力があったり、能力に欠けていたりするわけではありません。
お手本にする人を見ているとそのことがわかってくることでしょう。
お手本をする人を見ていると「うらやましい」と思う部分が出てくるかもしれません。その「うらやましい」と思った部分は、あなたが持っている可能性があります。自分がないものには反応しないからです。「うらやましい」で終わらせるのではなく、あなたもそういった人になれるように努力してみてはいかがですか。

やり方がわかる

こういうふうになりたいと思っても、そのやり方がわからないと、なりたい自分に近づくには時間がかかってしまいます。
こんな自分になりたいというお手本を見つけたら、その人のマネをしてみましょう。歩き方、デスクの上の状態、服装などマネをするのです。マネをしているとだんだん理想に近づいていけるかもしれません。
ここで注意したいことは、悪い点はマネしないということです。
お手本にするのは、本当に自分がこうなりたいと思う人を選びます。悪い点までマネをしてしまうと、自分自身に悪い点を取り込んでしまいかねないので注意が必要です。