lgbtとは、何を略したものなのか?

トランスジェンダーとは

「トランスジェンダー」は、身体の性別と性自認が一致しない人のことであり、身体の性別に違和感を持っているのが特徴です。
例えば、心の中では女だと思っているのに、身体は男なので違和感があるというケースがそれにあたります。
ただし身体の性別とは違う性別に一致感がある場合もあれば、そうでない場合があったりと、そのありようはさまざまです。
そしてトランスジェンダーは「性同一性障害」と同じものだと捉えられることもありますが、トランスジェンダーであること自体は障害ではないため、区別して考える必要があります。
性同一性障害は、身体の性と心の性が一致しないために苦痛を感じたり、生活をする上で問題を抱えている場合に下される診断名であり、医療的なケアが必要なものを指すと言えます。
しかし全てのトランスジェンダーの人が医療的なケアを望んでいるわけではないため、性同一性障害と一括りにして考えるべきではないでしょう。

まとめ

lgbtの「l」はレズビアンで、「g」はゲイ、「b」はバイセクシャルで、「t」はトランスジェンダーの略になります。
レズビアンとゲイは同性愛者で、バイセクシャルは両性愛者、そしてトランスジェンダーは身体の性別と心の性別が一致しない人を指します。
セクシャリティを決める要素には、「身体の性別」「性自認」「性的指向」の3つがあり、その組み合わせでさまざまなセクシャリティが決まると言えるでしょう。