バイセクシャルはどれくらいの割合で存在するのか


バイセクシャルの割合

バイセクシャルとはどんな人のことをいうのか知った時点で、人口当たりどれくらいの割合で存在するのか何となく想像がつく方もいるかもしれません。
バイセクシャルはLGBT(セクシャルマイノリティ)のうちの一つですが、LGBT全体の人口当たりの割合は大体8%程度だといわれています。
これは約11~13人に1人の割合でLGBTが存在しているという計算になります。
これは左利きの人と同じくらいの割合であるといわれていますので、それほど珍しくないことが分かりますね。
では、この8%中にバイセクシャルがどれくらい存在するのかというと約1.74%で、約1.9%の割合を占めるゲイの次に高い割合だということが分かりました。
バイセクシャルは男性よりも女性の割合が高く、はっきりとした理由は不明ですがバイセクシャルは年々増加傾向にあるようです。
自分はLGBTとは全く無関係と思う人から見るとバイセクシャルは理解し難いことかもしれませんが、身の回り密かにたくさん存在している可能性があるのです。
左利きの方は学校や職場に何人か存在している場合が多いのと同じ感覚だと思うと、それほど珍しくはないことが分かりますよね。
しかし、バイセクシャルを含むLGBTの方は女装などをしていない限り見ただけでは全く分からないので、例え自分の親しい知人がバイセクシャルだとしても気がつかないままになってしまうことのほうが多いでしょう。
LGBTの方は自分がLGBTだということを周囲に公表せずに、一人で孤独感を抱えて悩んでいる傾向にあります。
もちろん全てのLGBTがそうではないのですがやはり一般的な性志向の方と比べると割合は少ないですから、どうしても言い出しにくいと感じている方は少なくないようです。
ですから、もし自分の周囲にバイセクシャルなどのLGBTの方がいると分かったら、決して珍しいことではないということを忘れずに温かく見守ってあげてください。