トランスジェンダーが就活で気をつけたいこと

服装

ファッション関係やデザイン関係の仕事だと私服が許されることがありますが、就活の際にはスーツ着用が一般的です。
スーツは男性向けデザイン、女性向けデザインとデザインが決まっています。ユニセックスのスーツもないわけではありませんが、まだまだ数は少ないです。ユニセックスのスーツはオーダーメイドのものが多く、既製品よりも価格が高くなります。
見た目が男性だけれど心は女性の場合、スーツを着ることに抵抗があるかもしれません。心が男性の場合はスカートを穿くことに違和感を覚えることでしょう。
しかし、面接の際に見た目が男性の人がスカートを穿いていると面接官に違和感を与えてしまうことになります。女性の場合はパンツを穿いていてもあまり違和感を与えることはありませんが、面接ではスカートを穿くことが一般的です。
面接では服装もその人を判断する材料になります。きちんとした身なりをしていないと判断されてしまうと、就活に影響を与えます。

話し方

普段男っぽい話し方、女っぽい話し方をしていると、それが面接のときにも出てしまう可能性があります。男性が女っぽい話し方をしていると面接官は違和感を覚えるだろうし、女性が男っぽい話し方をしていれば荒っぽい人だと思われてしまう可能性があります。
話し方はその人の印象を左右します。面接対策をするとき丁寧な言葉遣いをするように指導されますが、これは話し方からどのような人か判断されるからです。
普段使っている話し方は意識をしないと変えることが難しので、面接のときに出てしまわないように注意をしましょう。話し方に自信がない人は普段から練習をしておくと、面接のときに焦らずに対応できるはずです。
自分の話し方は自分では気がつきにくいことがあるので、信頼できる人に相談をしたり、面接の練習の相手になってもらったりするのもよいでしょう。

まとめ

履歴書には男性・女性を記入する欄があり、面接の際には男性または女性として見られています。
トランスジェンダーは性に対して葛藤があることでしょう。
その企業がトランスジェンダーに対してどのような考えを持っているのか、対応をしているのかなど調べたり、男性・女性どちらとして働きたいのか考えて就活をしていくと、就職してから楽になるかもしれません。