夢見たっていいじゃん…!?憧れの「LGBTカップル」になりたい!
はじめましてLGBTです
「LGBT」とは、「性的マイノリティとされる人々の総称」です。男女の間で恋愛関係を結ぶ、世間一般で言うところのいわゆる「ふつう」の人々とは、「ちょっと異なる感覚で恋愛感情を抱く人たち」と言い換えてもいいかもしれません。
かくいう私もその「異なる感覚」で恋愛をしてきた張本人です。長く、複雑にもなってしまうかと思いますが、それでも宜しければ私の恋愛体験談にお付き合いください。
夢のまた夢…「恋=叶わない夢物語」
私の「ふつう」の人たちと「ちょっと異なる」所は、自分が男性であるにも関わらず恋愛対象の相手としても男性を求める、「G=ゲイ」であるというところです。
ここで私の恋愛遍歴を端的に申し上げますと、「経験ゼロ」です。
すべて片思い、告白もナシ、よってすべからく進展もナシ→現状に至る…という不甲斐なき顛末をいつもたどっています。不毛です。
「あっイイな、素敵だな」と思う相手と、こちらの素性は明かさずにどうにか「友達として仲良くなってみる」ところまではいつも行くのですが、そこまでで築き上げた友情や信頼関係を根底から尽き崩してしまう恐怖から、どうしてもどうしてもその先の「カミングアウト→告白」というところへ踏み出す勇気が出ないのです。〈知り合い→友達→親友〉の友情ルートはいつもそこで行き止まりになっています。
当初の目論見である、〈→からのお付き合い〉という恋愛ルートへの路線変更のスイッチングは、決してなされないまま素晴らしい友情が育まれ続けていくのです。
不毛です…いや、不毛だなんて事は決してなく、今振り返ってみても私があの人やあの人と共に作り上げてきた〈友情〉は素晴らしくて美しい、人生におけるかけがえのない絆であり何物にも代えがたい私の財産です。
私は、勇気のない人間です。
「言っちゃえばいいだけ」の一言がどうしてもどうしてもどうしても、どうしても言えなかったのです。一緒にいればおそらく何となく「そう」なのかな、「そう」だろうね、ということは相手にだって伝わっていたと思います。
でもなのに、どうして告白に踏み切れないのか…それは私が「自分がGである」ことに、自分自身で偏見を持っていた(いる)からなのです。
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