【経験ある?】夢精が発生する原因や実態、正しい認識を持つことの重要性

睡眠中に性器を無意識のうちに刺激していること夢精が起きることがある

夢精はなぜ起こるのか?と言えば、いろいろな原因が重なったうえで発生するため、確実なことは言えません。
しかし、いくつかの原因を検討することは十分にできます。

例えば、寝ている間に自分の性器をいじっていることが原因になっているという声があります。
性器をいじっていたとしても本人はその感覚がないため、仮に夢精をしたとしても、自分の原因がそれであると断定することはおよそ不可能です。
ただ、普段から自分の性器をいじったり、触るくせがついている人であれば、寝ている最中にそういったことをしてしまうリスクは高まります。
だから、この原因というのは断定はできないものの、十分にありえる範囲であると言えるでしょう。

また、これに関しては自分の手で性器をいじったり、触ったりすることのみではなく、何かしらのものに性器が触れることも含みます。
布団が性器をこするようなケースがあれば、それも結果的に夢精を誘発する可能性があるのです。
性器に刺激が加わることで、結果的に官能的な夢が引き起こされ、それが夢精につながるケースが考えられます。

精液が溜まりすぎている状況で夢精が起きることがある

夢精が起きる原因の1つには、精液が溜まりすぎているという部分があります。

精液は精嚢という場所に貯蔵されていますが、これは基本的に3日経てば満杯になり、それ以上はほぼ増えません。
ただ、3日以上経過して、その精液が放出されない状況が続くと、精嚢から精液が溢れやすくなり、結果として夢精に至ります。
したがって、自慰行為を長く行っていない状況が続くようなときに、夢精が起きやすいと言えるのです。

でも、この間隔については具体的な基準などは特に存在していません。
何日以上精液が放出されない状況が続けば夢精が起きるとは言えないということです。
そうであれば、夢精が起きるタイミングは事前に予測できないということになります。

事前に予測できない以上、ある日突然夢精が発生してしまう可能性もあり、そういう意味では厄介です。
定期的に射精をしておくことにより、夢精を防ぐことがしやすくなりますが、精液が精嚢に溜まりすぎる以外にも原因が存在する以上、確実に防ぐことができるとは限りません。
それに夢精を経験すること自体、滅多にあることではないため、精液が精嚢に溜まりすぎている状況があったとしても、それが原因で夢精に至ること自体も稀と言えるでしょう。

夢精が起きるか?どうかは体質という部分も関係している

夢精の発生に関しては、偶発的な部分も大いに関係していると言え、特に本人の体質は無関係ではありません。
そもそも一生の間に夢精を一切経験しない男性もいるわけですから、夢精の起こりやすさに関しては人によって違いがあると言えるでしょう。

生活習慣などが関係している可能性もありますけど、やはりその確率の違いには各人の体質の違いが関係していると思われます。
夢精が起こりやすい人とそうじゃない人がいると言えますが、これは結果から判断するしかない面もあります。
事前にあなたは夢精しやすい人、しづらい人と区別できるようなことはまずないでしょう。
だから、夢精に関しての知識がない人の場合には、夢精がある程度頻繁に起きることで、自分は病気なのか?と勘違いをするケースもあります。

夢精の起こりやすさに関して、他人と話をすることはまずないので、その平均のようなものは分からないはずです。
だから、自分の夢精の発生の頻度を気にしてしまう人も中にはいるということです。
これは特に思春期の男性に関しては顕著で、夢精を初めて経験したときには、夢精それ自体を病気だと思うようなことがあります。

ただ、身近な人に相談しづらい事柄なので、そのまま悩み続けるということもあり、夢精に関しての知識が欠如していることで様々な問題が起こりえるのです。
夢精が少なからず発生する人がほとんどではあるものの、その事実を知らないことで、夢精を特別なものであると考えてしまえば、深刻な悩みに至るケースもありえます。