友達からレズビアンだとカミングアウトされたときのこと

幼馴染の変化

親同士が友達同士で、小さい頃から一緒に遊んでいた同性の幼馴染のS。
昔から人懐こく明るい性格で、異性とも同性とも友達と遊んだり吹奏楽をしていてイベントなどで司会をするような活発な子でした。
わたしが小学校になって好きな子が出来たり、気になる子が出来た時に「Sは好きな人とかいないの?」と聞くと「うーん…あまり男の子がかっこいいとか、好きだなってドキドキするっていうのがあまりわかんないな」と話していました。
わたしはその発言をあまり気にしていなかったが、中学生になると周りに彼氏がいたり、恋の話で盛り上がることがより増えて来て、幼馴染のSは好きな人はいない、興味ないの一点張りでした。
小さい頃から、「ひさしぶりー」と会うたびにハグをしたり手を合わせたりするのが当たり前のコミュニケーションで、同性だから恥ずかしいという感情もなく続けていました。
しかし、高校生になると家に泊まりに来たSに「お風呂一緒に入ろう」というと顔を真っ赤にして「ドキドキするからいい」といっていました。
同性なのに?と不思議だったが、恥ずかしい子もいるのだと思っていました。