トランスジェンダーって何??を知っておいて得すること

トランスジェンダーって何

昔から、男性、女性、その他という分類しかなくて、その他に属する人たちは、変わっているという色メガネでみられるという頃がありました。
そして、今は、LGBTという言葉がさかんに取り上げられます。
LGBTとは、性的少数者の総称を言います。
「レズビアン(女性同性愛者)」、「ゲイ(男性同性愛者)」、「バイセクシュアル(両性愛者)」、「トランスジェンダー(性別越境、性別違和)」の4つを合わせて LGBTと名付けられました。
古くは、「レズビアン(女性同性愛者)」、「ゲイ(男性同性愛者)」が知られていましたが他はそれほどではありませんでした。
トランスジェンダーの概念は幅広く、心の性別と体の性別が一致しない方は、FTM(Female To Male=女性から男性)やMTF(Male To Female=男性から女性)と呼ばれ、心の性別がなく、無性・中性として生きている方は、FTX(Female To X)やMTX(Male To X)と、きめ細かく分類されます。
これは、非常に時代が進歩したといえるでしょう。
こういう分類が、社会的に認知されてくると、トランスジェンダーって何ということに、明確に回答が示されたことになり、ある意味、社会の認知、市民権の確立にもつながることになるのですね。
一方、トランスジェンダーって何とはむ、逆の立ち位置にある、バイセクシャルについては、両性愛(りょうせいあい)、バイセクシュアリティ(bisexuality)は、男性にも女性にも見られる、いずれの性の人に対しても、美的な憧れや情緒的・精神的な魅惑、あるいは性的・肉体的な欲望を抱くような性的指向をいう語。
両性愛の性質を持っている人を両性愛者(りょうせいあいしゃ)、バイセクシュアル(bisexual)あるいは略してバイという場合があります。
ざっくりと、なんとなく知っている方も多いかと思いますが、バイセクシュアルとは「両性愛」のことであり、簡単にいうと、男性も女性もどちらも愛せる人のことです。
トランスジェンダーとバイセクシュアルの両方の概念を理解していると、トランスジェンダーって何ということに対して、困ることはないでしょう。

トランスジェンダー診断

多くのLGBTの人の場合、ロ-ティ-ンの時に中学校、高校で団体生活をしている間に他の学生たちと自分との違いに気が付くところから、始まります。
女子生徒の場合、男子生徒に興味が発生してくるのがこの時期なのですが、トランスジェンダーの場合、明らかに他の女子生徒と反応が変わってきます。
きれいな女の子にも興味がないし、同じクラスの男子学生にもときめきを感じることが全く起きないからです。
このことはなかなか、他人に言えなくて、それなりに苦しい状態になることがしばしば発生します。
その為に、様々な形でトランスジェンダー診断が適宜受けられるように、現在は変わってきています。

トランスジェンダーとして生きる

男性を愛するか、女性を愛するかということをトランスジェンダーの場合、はっきりしなければならないことが長い人生ではあるかもしれません。
トランスジェンダーの人の場合、カミングアウトする機会があれば周囲の人に説明をして、トランスジェンダーとして生きる道を選べますし、一般社会人として暮らし、普通に結婚して生きていくことも可能です。
自己主張したいということであれば、ある程度余裕が持てるのが、トランスジェンダーの強みであり、逆に弱みになることもありますね。