ゲイとバイセクシャルの違い

はじめに

LGBT用語って、ややこしい物が多いですよね…。
身近でない方にとっては分かりにくい用語ですが、誤って使ってしまうと、失礼にあたる場合もあります。
そうならないためにも、いつ使うことになっても良いように、それぞれの用語の違いをしっかり把握しておく必要があります。
今回はその中でも、「LGBT」のうちの「G」である「ゲイ」と「B」であるバイセクシャルの違いについて、説明して行きます！

「ゲイ」と「バイセクシャル」の違いは？

まず大前提として、「ゲイ」と「バイセクシャル」は、どちらも恋愛対象がどの性かについて説明している用語です。
では、「ゲイ」と「バイセクシャル」の違いについて説明します。
まずは「ゲイ」ですが、こちらは男性を恋愛対象として見る男性のことを指します。
「男性なんだから、なんだかんだ言っても女性のことも好きなんでしょ？」と思われる方もいらっしゃいますが、ゲイは女性は恋愛対象外です。
そのため、好きな男性がゲイだった場合、その恋は諦めなくてはいけません。
一方「バイセクシャル」は、同性も異性のどちらも恋愛対象として見ることが出来る人のことを指します。
「レズビアン」が女性を、「ゲイ」が男性を指す言葉であることに対し、「バイセクシャル」は男性と女性のどちらも指します。
そのため、好きな男性がバイセクシャルであれば、あなたにもチャンスはあります！
（ただし、彼の恋愛対象が一般的な男性よりも広いので、ライバルは増えてしまいますが…。）
勘違いが多い用語なので、よくある勘違い例をいくつか挙げます。
よく勘違いされる例▽
×ゲイは女性ともセックスすることが出来る
→出来る人は「バイセクシャル」です。
×ゲイは女性の心を持っている
→それは「トランスジェンダー」です。ゲイは自分を男性と自認しています。
×ゲイは女装をする
→これも「トランスジェンダー」に含まれます。ゲイは自分を男性と自認しているため、男性の恰好をします。

終わりに

いかがでしたでしょうか？
「ゲイ」と「バイセクシャル」の違いは分かりましたでしょうか？
日本だと、欧米と比較して「ゲイ」や「バイセクシャル」をカミングアウトしてる方は多くありません。
その上かなりセンシティブな話題なので、なかなか違いについて知る機会に出会えないかと思います。
ただしきちんと知識として持っておくことで、そのようなセクシュアリティを持っている方に会った時に、不愉快な思いをさせずに済みます。
世の中にも浸透されつつある今、理解を深め、気持ちよくお付き合いできるように心がけましょう！