バイセクシャルの人が抱え易い悩みとは

バイセクシャルとは

バイセクシャルと聞いて、大抵の人が男性と女性のどちらも好きになる事が出来る人という漠然としてイメージを持っています。
ですが男性と女性といった両性に恋愛感情を持つものの、性的欲求を持たない人はバイロマンティックと表現されるのです。
バイセクシャルと呼ばれる人々は恋愛感情に加えて、性的欲求も両性に持つ人の事を示す言葉となっています。
ただしこの様に両性を恋愛及び性的欲求の対象にする事で、生じる誤解や悩みも存在しているのです。

バイセクシャルは誰でも好きになる

バイセクシャルの人が抱える悩みとして多いのが、複数の相手と同時に付き合ったり、性的に奔放であると勘違いされる事が多い事だったりします。
というのも異性だけではなく、同性に対しても性的欲求を持つ事が出来る事から性欲自体も強いに違いないと誤解される事が少なくありません。
そのため1人の相手では満足出来ずに、男性と女性でそれぞれ1人ずつは常にキープしているといった誤解を生む事があるのです。
この様にバイセクシャルの人が相手だと、1対1の普通の恋愛は出来ないだろうと思われがちな点は悩みとなります。
同時に男性と女性のどちらでも対象となるので、ストライクゾーンも広くて誰でも好きになってしまうという誤解も受ける事が多い点の悩みの種です。
所が実際は、ストレートの人が異性に対して好みがあるのと同様にバイセクシャルの人にも好みがあります。
バイセクシャルの人は誰でも好きになったり、性的に奔放であるという訳ではないです。

異性と結婚して生じる誤解

特にバイセクシャルの女性が、男性と結婚した場合に生じる悩みとして多いのが、ストレートになったと勘違いされる事です。
中にはバイセクシャルが治ったと、治療すべき病気の様に言われて傷付けられる事も少なくありません。
ですが例え異性と結婚しても、バイセクシャルの人はバイセクシャルのままです。
たまたま人生や生活を共にしたい相手が、男性という異性だっただけに過ぎず、性的な趣向が変わった訳ではありません。
男性と結婚したからと言って、バイセクシャルの女性が同性である女性に対して性的な欲求を感じなくなった訳ではないです。