私と初恋と様々なラベルについて

初恋の人は女の子?

誰にでも、初恋の人はいると思います。
それが先生だったり、同級生だったり、近所に住んでいるお兄さん、お姉さんだったり。
誰かを好きになる、というのは素敵な事です。それが大前提と仮定して、もし初恋の人が同性だったら・・・どう思いますか?
私は最初戸惑いました。
当時はテレビやマンガ、アニメは異性との恋愛ばかりを描くばかりで。
【同性】の恋愛なんてまったくなかったのですから。
ある意味今は良い時代なのかもしれませんね。
その後は男の子も好きになったりしたので、私はバイセクシャルなのかもしれないと思うようになりました。
学生時代に男性に処女を捧げたのにも関わらず、相変わらず女性に対して好意があった私はバイセクシャルなのだ。
と自覚しました。
少しづつインターネットが普及してきたので、バイセクシャルという知識はその辺で知ったのだと思います。

レズビアンの友人とLGBT

大人になってから、私はとある場所でレズビアンの友人と知り合います。
出会いの経路は省きますが、個性的で魅力的な彼女はレズビアンのオフ会や、アプリでパートナーを見つけているようでした。
その時、初めて彼女の口からLGBTという単語を聞いたのだと思います。
彼女とは私は友人の関係でした。
だって、お互いまったく好みではなかったのですから!
そういう点では、異性の友人を持つのと変わらないのかもしれません。
ちなみに、異性の友人もいますし、異性のパートナーも、好きだと好意を寄せてるけど行動におこさない女性もいます。
結構、幅の広いお付き合いができる人間です。
そこにLGBTの枠をはめ込もうとすると、少し窮屈に感じました。

人を好きになること、愛すること

誰かを好きになること。愛すること。
それは決して嘲笑されることでも、咎められることでもありません。
どこまでも、自由なはずです。犯罪を起こさなければOKという私独自の解釈もありますが。
男だから、女だから。というカテゴリーでラベルを貼ってしまうから苦しくなる。
それはもしかしたら、LGBTのラベルもあるのかもしれません。
もっと気楽に、感じても良いのではないでしょうか。
相手がどういう性を持っていようとも。
自分がどんな性を持っていようとも。
自分自身が、どう感じて、どう思い、どうその人に対してどう好きなのかを。
そして、どう愛しているのかを。