LGBTメディアとしてのInstagramの重要性【SNS】

Instagramが果たす役割

生活の潤いや、色々な出来事を、綺麗に誰かに見てもらいたいという気持ちを満足させてもらえます。
更にそれを見て楽しくコメントを書いてやりとりをするという仕組み。
よく考えると昔のメディアを使ったやりとりよりも、単純化されたコミュニケーションで、より多くの事を想像出来るメディアではないかと思います。

人によっては写真を載せるだけで、写真に添える説明もコメントもしない人もいて、ビジュアルコミュニケーションとでもいうのか、写真がその人の何かをズバリ言い切っている場合があります。

読んで理解するよりも、想像する部分が多いだけに、想像というのか妄想というのか、送る側も受け取る側もイマジネーション力を求められるメディアです。

FacebookがInstagramを買収した謎

Facebookはアカウントをいくつも持つ事も出来ますが、外向きの体裁の整った真摯なやりとりをするのに向いており、下手にLGBTの裏アカウントを作ってしまうと、この人は知り合いではないですか?という半分親切で半分迷惑な機能のために、LGBTバレする事があります。

その点Instagramはアカウントが紐付けされてはいますが、プロフィール写真は小さい丸の中の写真のみで、投稿した内容が自撮りが多ければ顔バレしますが、自撮りが無ければ、ただ鍵付きアカウントにして、LGBT以外の人をある程度ジャッジして、自分の投稿を見せるか見せないかを選択出来ます。

そのため限られた気の許せる相手に限ったお付き合いで、よりエンターテイメント性が高い等身大の自分を作り出せたり、より華美にした自分のキャラ作りが出来ます。

意図しない様に働く場合も

色々とあるマッチングアプリで知り合った気になる人とInstagramのアカウントを教え合ったりしてどんな人か探りを入れる文化も産まれた様で、初めはノリよくやりとりをしていたのに、突然潮が一気に引く様に姿をくらますケースも増えている様です。

マッチングアプリにおいてはよく三枚の写真を載せればだいたいどんな人かがわかるメディアされてきましたが、Instagramは生活までも明かしてしまうので、想像していたよりも良い人だったり、逆にがっかりしてしまったりもします。

どの時代のメディアを使っていても、写真・スペック・生活・趣味といった人の根源的なタイプかタイプではないかという所にスポットライトがあてられるので、メディアがまるで進化した様な気がしても、根本は今も昔も変わらない様な気がします。