【性自認】トランスジェンダーの意味と性同一性障害との違い【身体的性】

トランスジェンダーの意味とは?

トランスジェンダーという言葉は、それに該当しないような人であっても耳にする機会が増えてきており、知っている人は世の中に多くいるはずです。
ただ、具体的な意味に関してどこまで理解しているのか?というと、怪しい面はありますが。

トランスジェンダーというのはなんとなくこういう意味だろうと思っている人はいるでしょうけど、そのイメージと実際の意味が合致しているとは限りません。

トランスジェンダーの意味というのは、簡単に言えば性自認と身体的性という2つの要素が一致しない状況の人たちのことです。
性自認というのは、自分で自分の性別をどう思っているのか?で、身体的性というのは外見から判断したときの一般的な性別ということになります。
性自認に関しては自分で決めることができますが、身体的性については客観的に決められてしまうので、自分で決めるということができません。

そして、この2つが一致しない人をトランスジェンダーと呼んでいるのであり、トランスジェンダーの意味に関してはそういったものになるのです。

トランスジェンダーは必ずしもネガティブな意味ではない

世の中の多くの人は性自認と身体的性が一致しているはずですから、それが一致しない人がいたときにはマイナスのイメージを想像するかもしれません。
しかし、トランスジェンダーの意味としてはそういうネガティブな部分が含まれているわけではありません。

自分がトランスジェンダーであることを認識している人でも、それを気にしない、深く考えない人も多くいるのです。
したがって、トランスジェンダーという言葉は、マイナスの意味を持っているわけではないので、そこは多くが知っておかないといけないでしょう。

トランスジェンダーに該当しない人ほど、マイナスイメージの言葉と考えている可能性もありますから。