トランスジェンダーの人たちの恋愛対象は？【心・身体・愛】

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トランスジェンダーの恋愛対象は通常の人たちと同じ？

トランスジェンダーというのは戸籍上の性別と自分が感じている性別が一致しない、異なっている人たちのことです。
ということは、生物学上の性別と自分の考えている性別が異なっているということであり、例えば身体的特徴からすれば女性なのに、心は男性といったケースが当てはまります。

この場合心は女性なので、恋愛対象は男性なのか？という疑問がありますが、そうとは限りません。
トランスジェンダーではない人たちの場合、ほとんどの人間が異性愛であり、自分の性別とは異なる異性を恋愛対象にします。
それはつまり、自分の戸籍上の性別とは違う性別の人間を好きになるということです。

でも、トランスジェンダーの人の場合には、恋愛対象になる人が自分の感じている性別と違う性別の人か？というと、そうではない人も割といます。

通常、人間は自分が感じている性別とは違う性別の人を好きになることが多いです。
その理屈に従うと、トランスジェンダーの人は自分の感じている性別とは違う性別の人、つまり自分の戸籍上の性別と同じ性別の人を好きになる傾向があるのではないか？と思われます。

しかし、トランスジェンダーの人の恋愛対象の傾向は必ずしもそうではありません。
多数派という意味で言えば、トランスジェンダーの人たちの恋愛対象は自分で思っている性別とは違う性別の人たちというデータがあります。
つまり、異性愛という表現がしっくりくるような恋愛対象を抱いている人が多いわけです。

ただ、それが圧倒的多数派ではないという点が注意です。
トランスジェンダーではない人の場合には、異性愛が圧倒的多数派になっているでしょう。
でも、トランスジェンダーの人たちの中には自分が思っている性別と同じ性別の人を好きになる人も割といます。

少数派だとしても、その割合が圧倒的少数派とまではいかないのです。