【意外な悩み】LGBTの人たちの場合には住宅ローンの収入合算が困難?

LGBTの人たちも当然住宅ローンを組むことがある

人間は生きていれば、いろいろな機会でローンを組むような状況に遭遇することがあります。
代表的なのは家を買うときであり、こういったケースではローンを組んで、少しずつ返済をしていくというやり方をとるのです。
それはLGBTの人たちも同様であり、カップルで一緒に生活をするようなときには同じ方法で家を買いたいと思うケースもあるでしょう。
しかし、LGBTの人たちの場合には、必ずしもそれが叶うとは限らない状況があります。
LGBTの人たちに関しては、住宅ローンを組む際にある問題が発生することが考えられるのです。

LGBTの人たちは収入合算できない場合がある

LGBTの人たちの中には同性同士のカップルがいますが、こういった人たちの場合にはある問題が存在します。
それは住宅ローンを利用するにあたって、収入合算が認められないケースがあるということです。
利用する銀行などによって対応は異なりますが、そういうケースに遭遇する可能性は大いにあります。

一般的な夫婦であれば認められるものでも、LGBTの人たちの場合、特に同性同士のカップルの場合には認められないことが多いです。
収入合算が認められないと、カップル2人の収入を合わせたうえで評価してもらうことができません。
ということは、片方の収入のみで評価されるため、住宅ローンを利用するときの借入額がその分少なくなってしまいます。
借入額が少なくなるということは、買える家の価格帯がそれだけ低くなるということを意味し、自分たちが欲しいと思っている家を買えない可能性も出てきます。

つまり、こういった状況というのはLGBTの人たち、特に同性同士のカップルの人たちに対して影響をもたらすのです。
住宅ローンを組めないというわけではないので、すごい大きな影響とまでは言えないかもしれませんけど、少なからず影響はああると言えます。
ただ、なぜ同性同士のカップルの場合には、住宅ローンに関して収入合算ができないのか?という理由が気になるはずです。

それは日本において、同性同士は夫婦なることができないという現状が大きく関係しています。