どんな問題があるの?LGBTの就職

LGBTの就職にまつわる悩み

LGBT当事者は、就職の際に悩みを抱えてしまう人も少なくありません。
職場がLGBTにフレンドリーな雰囲気を持っていない場合、面接や選考の段階で差別的な扱いを受けたり、就職した後も配慮のない言動や扱いを受けることもあります。
また、トイレや更衣室の使用、宿泊研修などの際に配慮してもらえるのかといった問題や、休暇や福利厚生の制度が同性パートナーに適用できるのか、といった問題もあります。
人生の大きな部分を過ごす職場で自分らしく生きたいという願いは、LGBTに限らず、多くの人が願うことではないでしょうか。

就職するならLGBTフレンドリー企業に

LGBTの就職についての悩みを解決してくれるのが、LGBTフレンドリー企業の存在です。
LGBTフレンドリーな企業の取り組みには、例えば事実婚などの制度を活用して、同性パートナーに対しても福利厚生制度を利用できるようにすることや、カミングアウトせずに相談できる窓口を設けていること、ハラスメント防止のための研修を充実させていることなど多岐にわたります。
LGBTに対する取り組みを行っている企業も増えてきていますので、LGBT当事者が就職を考えるときには、LGBTフレンドリー企業についての積極的な情報収集を行っていくとよいでしょう。

LGBTフレンドリーな企業を探す求人サイト

LGBT当事者にとって働きやすい職場を知りたい、という願いに答えて、LGBTフレンドリーな企業を探せる求人サイトがあります。
「ジョブレインボー」はその一つで、審査を通過したLGBTフレンドリー企業のみを掲載しています。
企業の行動宣言、研修面、人事制度面、コミュニティ面など、各項目についての評価点も出しているので、各企業がどんな面でLGBTに対する取り組みを進めているのかが分かりやすくなっています。こ
うしたサイトを活用することで、もっと自分らしく働ける職場を見つけやすくなりそうです。