日本におけるLGBTの割合って、どのくらい?

LGBTとは?

みなさんは、LGBTという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
LGBTとは、Lesbian(レズビアン:女性同性愛者)、Gay(ゲイ:男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシャル:両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー:性別越境者)という、4つの性的志向の頭文字をとってできている言葉で、セクシャルマイノリティ(性的少数者)の総称として使われています。

日本におけるLGBTの割合

では、私たちの国、日本において、LGBTの人々人口はどれくらいの割合を占めているのでしょうか。
性的志向については、ごく親しい間柄であっても触れにくい話題であることから、LGBTの人たちというと、特別な存在のように感じるかもしれません。
でも、日本の民間団体の調査によって、みなさんが思っているよりずっと多くの人たちが、実はLGBTであるということが分かっています。
日本におけるLGBTの割合についてはいくつかの調査が実施されていて、調査により数値は異なるものの、8%~10%前後といわれています。
つまり、10人~13人に一人がLGBTであるということなんです。
このことを端的に表すためによく使われる表現を例に挙げると、13人に1人というのは、全人口における佐藤さん・鈴木さん・高橋さん・田中さんをすべてまとめた人口の割合(約5%、20人に1人)よりも多いということになります。
さらに、調査内容が自身の性的志向というセンシティブな話題であることから、LGBTの人たちが正確に回答していない可能性もあり、上記割合はもっと高いのかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
LGBTの人たちが日本の人口に占める割合は、実は、私たちが思うよりずっと大きいのだと感じられたのではないでしょうか。
彼らが、自分たちを「少数派」と感じなくても済む国になることを願って!