トランスジェンダー人数って実際はどれぐらい?

世界におけるトランスジェンダーの人数とは?

皆さんはトランスジェンダーってどれぐらい居るか、ご存知ですか?
自分の周囲には居ないから、本当に極少数で数パーセント未満と思って居ませんか?
確かに少ないと一見すると感じますが、冷静に考えるとテレビで活躍する芸能人やタレントにも多いですし、海外に目を向けると有名なアーティストや俳優、デザイナーなどでゲイやレズビアンの方も多いですよね。

では結論を申しますと、調査方法によって多少バラつきはありますが、世界規模で見ると全人口の約10%前後がLGBTと言われています。
これが多いと見るか少ないと見るかは受け止め方次第ですが、要は世界人口は約76億人なのでその内の約7~8億人はLGBTとなります。こうして見ると、圧倒的に多いですよね。

LGBTは女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、トランスジェンダーを合わせた言葉なので、厳密なトランスジェンダーの割合となるとさらに少なくなり単純に約2.5%とも見てとれますが、実際のところは判断が難しくなります。
とは言え、LGBTの値をそのままトランスジェンダーとするのは極端ですが、性的マイノリティが大凡で10%前後は居ると認識すれば間違いがありません。

日本におけるトランスジェンダーの人数とは?

では、日本の場合はどれぐらいの割合がLGBT、或いはトランスジェンダーなのでしょうか?
これも世界同様に調査方法によってバラつきがあるので単純には言えませんが、金沢大学が大阪市民3万人を対象に行った調査結果によると、約2%がトランスジェンダーとなりました。
この調査結果に少なく感じる一方、世界調査のLGBT割合が約10%なので、打倒な割合とも思えます。もし、これがLGBTに対する調査なら10%近くになったと想像・推測が出来ます。

日本の人口は約1.2億人で、その内の約2.5%がトランスジェンダーとすると、約300万人となります(厳密には幼児や子供の人数は省くべきですが、今回は割愛します)。
また、LGBTとなると約1200万人まで膨れ上がるので、その数は圧倒的です。
日本の場合は社会の閉鎖性やカミングアウト出来ない環境も鑑みると、実際にはもう少し多いと思えますし、東京や大阪など大都市などは肌感覚として、ゲイやレズビアンなどLGBTやトランスジェンダーも増えている気がしてなりません。