最新メディアをフル活用してきた歴史

lgbtのコミュニケーション

知る限りの出会いを目的としたメディアの始まりは、男性向けとしては、ゲイポルノ雑誌のページ端にあった文通的な通信欄を活用した手書きのコミュニケーションだったのではないかと思われます。
身長・体重・年齢・容姿の事と簡単なメッセージを元に、人物を想像して、手紙を出してみるのが第一歩。先代の人達は
、活字にファンタジーをも抱きながら手紙というメディアを通して、コミュニケーションを取ってきました。リアルな世界としての古い文化は、ゲイポルノ映画館・銭湯・ゲイバー等はありましたが、メディアとしては割愛させていただきます。

SNSの台頭

海外では、Facebook・ブログ・MySpaceといったSNSが流行り、日本としてブレイクしたのが、mixiというSNS(現在はオンラインゲームが当たり、街中のイベントを主催したり、プロ野球チームのオーナーになる噂まで立つ程)が流行り、夜中や朝まで興味ある情報を読み漁りみすから投稿したり、睡眠不足になるSNS中毒の人が多く産まれました。
mixiに関してはプロフィール紹介に、顔を出して使う人もいれば、猫や犬の写真を使う人もいて、使用する人自身でセキュリティを保っていました。
新しいメディアを上手く使ってきたlgbtの人達ですが、mixi上には自然な流れとして、lgbtコミュニティが作られ、新しいメディアとして大活躍しました。
裏アカウント云々はこの頃から言われてきたのかもしれません。mixiと同じ様なシステムで、メンミク(猥褻図画放置によってガサ入れの後解体)・バグス(ストレイト系の会社による運営)・男子寮(過激な体育会系ポルノ系)といったゲイオンリーかlgbt向けとして運営されていました。
ここまではまだスマホが産まれる前なのですが、残っている物もあれば、その後はスマホアプリへと移動して行きましたが、紆余曲折あり今となってはやはり、Instagramがダントツで綺麗めに使われてており、シャイニーゲイという言葉が作られる程に、きらびやかなゲイコロニーのパーティーを誇示する馬や、エロ系とは若干違うセルフヌードを普通の人がこまめに載せたり、GOGO BOYさんがステマとして利用したり、言葉からビジュアルへと表現とコミュニケーションの新しいメディアとして君臨しています。

Instagramの一定期間だけ表示されるストーリー(ズ)という写真や動画を投稿する機能が後から出来、普通の投稿よりもよりインスタントに楽しむストーリー(ズ)が流行り、普通の投稿をするのは外向けの顔や、特別な記念のアルバムの様にフォロワーさんと共有し、日記的な報告はストーリー(ズ)となっており、若干アクティブユーザーが減ってきている様な気もするので、何か新しいメディアの誕生があるかもしれません。
そろそろ新しいメディアを欲している様です。