トランスジェンダーとは何かを、簡単に説明

同性愛者との違いとは
同性愛者とは、生まれたときの身体的な性別と同じ性別(同性)を好きになる人のことですが、トランスジェンダーは、あくまでも心の性別が身体的な性別と違う人を指すものなので、好きになる対象がどうかということは関係ありません。
そのため、トランスジェンダーであり同性愛者でもあるという人もいれば、そうでない人もいます。ただしトランスジェンダーで同性愛者かどうかを決めるのは、心の性別であり、例えば自分は女性だと心の中で思っている場合は、身体が男性でも、心の性別と同じ女性が好きになるのであれば同性愛者ということになるのです。
少しややこしいのですが、ようは「心の性別」を中心にして考える必要があるということになります。
性同一性障害との違いとは
性同一性障害とは、生まれたときの性別に違和感を持っている人が病院を受診したときに下される診断名を指します。
つまり医療機関のサポートを必要としている場合は、そうした診断名が付けられ、カウンセリングや手術などで改善が試みられるということです。
しかし国際的には、トランスジェンダーは精神疾患ではないという考えが広まっていますし、トランスジェンダーでも治療を必要としない人もいるため、精神疾患とされる性同一性障害とは区別する必要があると言えます。
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