トランスジェンダーの手術の種類

はじめに

トランスジェンダーの手術といってもさまざまな方法があり、それぞれメリットやデメリットもあります。
では、手術にはどのようなものがあるのでしょうか。

男性から女性になるための手術

・乳房形成
ふっくらとした胸を作るための手術です。
女性の胸がふっくらとしてくるのは女性ホルモンの影響によるものです。
男性の体でも女性ホルモンを投与することによって、胸がふっくらとしてくることがあります。
乳房形成手術はホルモンで治療をするものではなく、整形外科的に乳房を形成するものです。
・精巣切除
男性特有の器官が精巣です。
戸籍変更の際には生殖器官を持っていないことが条件になります。
・陰茎切除
女性の体に近い見た目になります。
・膣形成
戸籍変更の際に必要ではありませんが、女性の体に近い見た目になります。体に穴を開けて膣を形成します。

女性が男性になるための手術

・乳腺摘出
女性の体は女性ホルモンの影響で乳腺が発達しています。
乳腺摘出手術は、乳腺を取り除いて男性のような平坦な胸にする手術です。
・子宮卵巣摘出手術
戸籍変更のためには生殖機能を欠いている必要があります。
子宮と卵巣は女性の生殖器官なので、男性になるためには摘出します。
子宮から女性ホルモンが分泌されているので、子宮を摘出すると女性ホルモンの分泌量が減少をします。
・膣閉鎖
膣の粘膜を取り除いて、縫合をして閉鎖する手術です。
・尿道延長
男性の尿道は女性に比べて長く、前向きになっています。
これによって立って排尿することが可能です。
尿道延長手術は、女性の尿道を長くして、向きを前方向にもっていく手術です。
・陰茎形成
人工睾丸を使って陰茎を作る手術です。
・陰茎形成
腹部皮弁法、陰核陰茎形成術、マイクロサージェリー法などがあります。

手術のリスク

一度手術をすると手術前の状態に戻すことはできません。
本当に手術をしてよいのか、じっくりと考える必要があります。
また、手術は体にとって大きな負担になります。
皮膚細胞の懐死や感染症のリスクもあることを覚えておきましょう。
手術前にはメリットだけでなくどのようなリスクがあるのか、医師からしっかりと話しを聞くことが大切です。

まとめ

トランスジェンダーの手術を受けることによって、見た目はもう一方の性のようになります。
戸籍変更の際に必要な場合もあります。
しかし、体への負担が大きくリスクもあります。
手術についてしっかりと考えておきましょう。