トランスジェンダーとファッション

トランスジェンダーとファッション

ファッションは自分を守る鎧でもあります。そのため、トランスジェンダーと気づかれたくないひとは、
周りに合わせた「普通」を装います。
女性ならスカートを履き、男性ならパンツを履きます。それは女性らしさや男性らしさの性別を表すアイコンにもなっています。
一方、多くのトランスジェンダーの方は、自分の女性らしさや男性らしさを表に出すことを嫌う傾向があるので、
ゆったりしたルーズフィットを好みます。
最近のエフォートレスや、ジェンダーレスのファッションは、トランスジェンダーの方にも沿ったファッション流行になっています。
ファッションブランドでも、ジェンダーレスの洋服が多く出ていて、ビックシルエットの流行もそれを後押ししています。
ビックシルエットは、トランスジェンダーの女性にとって、胸の形がわかるピタピタのTシャツやタートルネックよりもずっと着やすいものです。
また、トランスジェンダーの男性にとっても、自分の肉体をまじまじと見ることがなく、見られることもないビックシルエット着やすいはずです。
時代がジェンダーレスに突入して、ファッションもジェンダーレスを後押ししているといえます。

ゲイにモテるファッション

一方、ゲイの男性の中にはゲイであることに誇りを持ち、ファッションをモテに利用している人も多くいます。
まず、ゲイには王道のモテファッションがあります。
筋肉質にタンクトップ、髭、短髪です。
筋肉質ははたしてファッションなのかとも思いますが、
これは女性のノースリーブワンピースにローヒールにセミロングくらいの定番モテファッションです。

レズビアンにモテるファッション

ゲイにモテるファッションのように、レズビアンにモテるファッションというのも存在します。
しかし、ゲイモテファッションよりも、レズビアンモテファッションのほうが難しいです。
なぜかというと、男性よりも女性の方が好みの幅が大きいからです。
こうした傾向はゲイやレズビアンだけでなく、一般の男性や女性にも当てはまります。ことなのですが、
男性がクラスや会社の部署内で可愛い子のランキング投票をすると、
上位1~3位くらいにほぼ全員の票が集まってしまう傾向があります。
その為、圧倒的1位やクラスのマドンナと呼ばれる存在が誕生します。
「男性は目で恋をする、女性は耳で恋をする」という有名なワードがあります。
男性の好みは視覚寄りで、女性は内面寄りということです。
対異性間の調査ではありますが、男性は10代でも60代でも、いくつになっても外見の好みのピークが18歳となりました。
それに対して、女性は10代なら10代~20代くらい、60代なら50代くらい~70だいと、
実年齢により多少の差はありますが、自分の年齢プラスマイナス10歳くらいがボリュームゾーンでした。
実際の恋愛ではまた別かもしれませんが、男性と女性の傾向に大きく差があることはわかります。
それを裏付けるように、同じようなランキング投票を女性がクラスや会社の部署内で行うと、
票が割れてしまい、1位~10位までがほぼ同数ということがしばしば起こります。
女性が持つ好みの多様性を表しています。
男性に女性の好みをリサーチすると、ロリータやJK、丸の内OL系、モデル系など、
わかりやすい好みに別れます。
一方、女性に男性の好みをリサーチすると、清潔感のある人や優しい人、自分に似合うものを解っている人など、
ふんわりとしたやや解りづらいものになります。
レズビアンにもモテる系統があり、ボーイッシュな中性タイプや、地味目やかわいい系は人気があります。
しかし、ボーイッシュは男らしいとはちょっと違いますし、地味目も暗いとかただ大人しいとは違います。
ハロウィンのコスプレを想像するとわかりやすいと思いますが、ロリータやJKのコスプレは出来ても、
ボーイッシュや地味系のコスプレは難しいのではないでしょうか。
レズビアン(女性)の方が、パッと見だけではなく細部や雰囲気をチェックしているといえます。
長くなりましたが、レズビアンにモテるファッションの方が、これと言った決め手にかけ難しいということになります。