【学ぼう!!】LGBTの日を知って参加してみませんか

LGBTの日はLGBTについて学ぶ絶好のチャンス

LGBTについてもっと深く、もっと詳しく知る機会になるのが、LGBTの日です。
LGBTの日というと、毎年6月に世界各地で開催されるプライドパレードを真っ先に思い浮かべます。
6月はLGBTプライド月間で、パレードやイベントなどを通して、LBGT社会運動の意義を再確認し、さらなる権利拡大に向けての思いを新たにするとともに、ダイバーシティ(多様性)を祝う月ですが、LGBT+関連の記念日は7月以降にもたくさんあります。
ここではいろいろなLGBTの日についてご紹介してみます。

国際ノンバイナリーデー

国際女性デーと国際男性デーの中間に当たる7月14日は、国際ノンバイナリーピーブルの日と制定されています。
ノンバイナリーの人とは広義には、自分のジェンダーアイデンティティが男女のどちらかには当てはまらない、と意識している人を意味します。

ノンバイナリーのアイデンティティはさらにいくつかの種類に分けられます。
まず男女両方のジェンダーをもつバイジェンダー、その反対にジェンダーが無いアジェンダー、ジェンダーが流動的なジェンダーフルイド、男性でも女性でもない第三のジェンダーなど、ノンバイナリーといっても、一人一人のアイデンティティはさまざま。
他にもジェンダークイアやトランスジェンダーの人の中にも、ノンバイナリーとしてのアイデンティティを抱くことがあります。

LGBTプライド月間

6月は言わずと知れたLGBTプライド月間。その原点といえるのが、1969年6月28日未明、NYマンハッタン、グリーンウィッチビレッジにあるストーンウォールインを舞台に起こった事件です。
ストーンウォールの反乱と呼ばれるこの事件は、踏み込んできた警察に対して、そこに居合わせたLGBTQ+の人びとが一斉に反抗したことから始まりました。

始まったばかりの頃はアメリカやヨーロッパのごく一部の国・地域のみで行われていたプライドパレードですが、現在では台湾やフィリピンをはじめとするアジアや、イスラエルやトルコなど中東でも実施されています。

ちなみに6月28日はストーンウォールの反乱記念日、6月12日はパルスナイト追憶デー(2017年にフロリダのナイトクラブ「パルス」で引き起こされた悲劇の犠牲者を祈念する日)です。
6月はLGBTQ+運動にとって非常に重要な意義を持つ月といえるでしょう。