【解説!】毎年6月がLGBT PRIDE月間になったいきさつ

各国でのLGBT活動月間

毎年6月になると、各国でLGBTQ+プライド月間だしてなにかしらのLGBT関連のイベントやムーブメントがあります。
世界的に有名で影響力のあるVOGUEが、雑誌のロゴの色を6月のタイミングで、レインボーカラーして、話題になりざわついています。

何故6月がLGBTプライド月間なのか?

元々のLGBT月間が定着したゆわれは、アメリカのニューヨークにあるストーンウォール インという有名なゲイバーで起こった出来事がきっかけです。
警察の差別的な摘発騒動が1969年の6月に起こり、今までは黙ってこっそりと過ごしていたLGBTの人達が、意を決して、警察への氾濫を起こした事を記念して、その事件の起きた6月を、ストーンウォール インの暴動という形で社会に訴えかけた、中流階級の人達や差別を受けてきた人達が立ち上がりました。

レインボーフラッグの色の話

白色の光のスベクトルの中には赤色・オレンジ色・黄色・黄緑色・シアン・青・青紫・紫・マジェンタ(ピンク)・ローズレッドが含まれており、そのグラデーションを持った色の性質から、性的趣向の多様性をオーバーラップさせています。

ギルバート ベイカーというアメリカ人が、元々はレインボーカラーを8色でデザインしたのが事の始まりだったのです。
そのレインボーカラーを掲げてLGBTの権利と平等を求めてイベントが開催され、そのレインボーカラーが定着してゆきました。

今のフラッグは6色

現在のレインボーフラッグのカラーは6色ですが、途中でピンクが省略され、次に青緑が省略されました。
特に色が持つ意味は無かったのですが、単純にピンク色と青緑色の布が手に入りにくかったからという、貧困層~上流層に関係無くムーブメントが起きたため、お金のかかる手に入れにくい布の色が省かれて、現在の6色になったのです。