トランスジェンダーのカップルが直面する割引の問題【考えよう】

世の中にはカップル割という制度がある

世の中には特定の場所をカップルで訪れると、2人の料金が安くなるなどのサービスを設けているところがあります。
テーマパークなどは特にそうですけど、そういった場所を利用するにあたってはカップルで行った方が得なわけです。

カップル割をやっている場所というのは、元々カップルで訪れるケースが多いため、重宝するケースは多々あるのではないか?と思います。
しかし、このカップル割というのは通常は男女の異性同士を想定しており、それ以外は想定していないことが多いです。

そういった状況があると、例えばトランスジェンダーの人たちにとっては不都合な状況を生みます。

トランスジェンダーはカップルとは見なされない場合がある

カップル割というのは、通常は男女の異性同士を想定しているのですが、トランスジェンダーのカップルとなると、傍から見れば同性同士に見えてしまうことがあります。

同性愛という概念がある以上、同性のカップルというのは存在しないわけではないのですが、カップル割を導入しているところは、この同性のカップルはサービスの範囲外にしているケースが多くあります。
したがって、トランスジェンダーのカップルの中でも戸籍上は同性の人たちのケースにおいては、カップル割の対象にならないということです。

トランスジェンダーの人たちからすれば納得いかない面がどうしてもあるでしょう。
本人らからすれば正真正銘のカップルであり、同性に見えたとしても感覚としては異性同士のカップルであると思っているはずです。

ただ、恐らくカップル割を導入している側からすればどうしても認められない事情があるのではないか?と言えます。