我慢汁の役割や出る条件、妊娠の原因になるのか?【真面目なお話し】

我慢汁とはそもそも何か?

我慢汁というのは、男性であれば1度は聞いたことがある言葉でしょう。
これは通称名であり、正確には尿道球腺液というもので、特定のケースにおいて男性のペニスから出てくる液体のことです。
我慢汁は尿道内で分泌されますけど、最終的には体外に排出される過程を辿ることになります。
したがって、実際に排出されたものを見て、男性は我慢汁が出ている状況を確認できるわけです。

基本的には無色透明の液体であり、若干の粘性があります。
したがって、水などと比べるとその違いは割とはっきりしている状態です。
ただ、臭いに関してはほとんど感じられない状況であり、男性でないと我慢汁を認識することは厳しいと言える可能性があります。

我慢汁はなんのために分泌されるのか?

我慢汁はそもそも何の役割を担っているのか?ここが気になるはずです。

我慢汁が出る意味に関しては、男性でも恐らく理解していない人が多いでしょう。
この我慢汁は、一般的には性行為をする際の摩擦を軽減させる目的があるとされています。
コンドームをしている場合には、その内部に我慢汁が溜まってしまうので効果はあまりないでしょうけど。
ただ、我慢汁の役割としてはそういったものが代表的であると言えるのです。

また、我慢汁は弱アルカリ性の性質をしており、それが分泌されることで膣内がアルカリ性の状況になりやすいです。
それによって、精子が受けるダメージを最小限にすることができるため、そういった役割も存在しています。

なんのために我慢汁が出てくるのか?ずっと不思議に感じていた男性もいたかもしれませんが、実はそういった意味があったのです。

我慢汁が出ることのメリットに関しては、本人としても実感しづらいものであるため、ここは理解するのが難しい面もあるかもしれませんが。
しかし、男性にとっては我慢汁の存在によって知らないうちに恩恵を受けている面もあるということです。

我慢汁が分泌されるための条件とは?

我慢汁が実際に分泌されるためには、どういったシチュエーションが必要なのでしょうか?
これに関しては、男性はある程度は自分で想像ができると思われます。

基本的には性的興奮を感じたタイミングで出ることが多いです。
ただ、性的興奮を感じた瞬間に分泌が始まるというわけではなく、ある程度持続する必要があります。
つまり、性的興奮が一定時間持続して初めて我慢汁が出る条件を満たすことができるわけです。

性的興奮を覚えたとしても、それが瞬間的なもので終わってしまう、持続しない状況があれば我慢汁は出てこないでしょう。
しかし、我慢汁に関しては分泌された瞬間、または体外に排出された瞬間の感覚というのはほぼないはずです。

射精をした瞬間であれば、それは意識があるときであれば誰でも感覚としては分かるでしょう。
しかし、我慢汁に関してはそれは感覚としてはほぼ分からない人がほとんどです。
したがって、ペニスの亀頭部分などを触って、濡れている、ネバネバしているものがついているという点に気付いて初めて認識できるはずです。