「腐女子、うっかりゲイに告る」の内容や魅力に関する詳細【ドラマ】

「腐女子、うっかりゲイに告る」はゲイを主人公にしたドラマ

NHKで放送されていた「腐女子、うっかりゲイ」に告るというドラマは、非常に珍しいタイプの主人公で話題になりました。

このドラマでは主人公がゲイであるという設定で、LGBTが世の中に浸透してきた状況を反映している部分もあったと言えます。
見た目はどちらかと言えば美少年と言えるのですが、恋愛対象は男であり、そういったギャップがまず特徴的な作品なのです。

また、このドラマにはヒロインとしてボーイズラブを愛好する女性が登場します。
ボーイズラブが好きなので、当然ゲイの男性に関して非常に興味があるわけです。
そういった主人公とヒロインが描かれたドラマとなっており、設定やストーリーは非常に興味深いものがあったと言えます。

ゲイであることにネガティブな思いを感じている主人公

この「腐女子、うっかりゲイに告る」において、主人公は自身がゲイであることに関してネガティブな要素を感じています。
自分のことをゲイであると自覚はしていますが、それを周囲に漏らしたりすることはありません。
自分自身がゲイであることがバレないように生きていたと言えるのです。

こういった状況は現実にも存在している部分でしょう。

今日ではLGBTの人たちが社会に当たり前に存在しているという状況は、私たちが普通に認識できるようになっています。
しかし、彼らが社会において完全に受け入れられている存在か?というと、そうとは言い切れません。
LGBTの人たちに対してウェルカムな姿勢の人は増えてきたとは思われますが、全員がそうではないです。
だから、実際にLGBTの人たちからすると不安な気持ちというのは少なからず存在していると言えます。

「腐女子、うっかりゲイに告る」では、そういった葛藤を抱えている主人公を描いているわけで、現実を割と反映しているのではないか?と思われます。

ゲイである主人公がヒロインと付き合う

「腐女子、うっかりゲイに告る」において、ゲイである主人公はボーイズラブが好きなヒロインと付き合うことになります。
ただ、ゲイであることは本人としては隠しながら交際をしていくことになるのです。
主人公がそういった対応をするということは、本人としてはゲイであることを言いたくない事情があるわけです。
それは世間の中にはゲイであることをよく思っていない人たちがいるという事実であり、どうしてもそこを気にしてしまうわけです。

しかし、「この腐女子、うっかりゲイに告る」においては、ヒロインに関しても同じような部分を持っています。
ヒロインはボーイズラブが大好きな、いわゆる腐女子であり、この腐女子という属性に関しても世間一般ではあまり好意的に見られていないイメージがあるでしょう。
したがって、中身は違えど、両者ともに同じような要素を抱えた人たちと言える状況だったのです。