メディアと共にうつろうlgbtの価値観

影世界から光る外界へ
lgbtメディアは、いつの時代もエッジなメディアに柔軟に対応し、lgbt当事者としての居場所として、新しく産まれるメディアを上手く活用して来たのが、lgbtとメディアの歴史であると言えます。
lgbtメディアの存在は、性根逞しく、常に新しく産まれては変化をしてきたメディアに柔軟に対応し、lgbtの人達各々がその流れにのり、lgbtが背負って来た隠れる存在から、自ら表舞台に姿を表し、今となっては世の中を牽引する存在として、様々なメディアにおいて活躍の場を広げて来ました。
日本はとりわけジェンダーの領域にメスを入れるのを拒んで来た歴史がありますが、逆にそれを礎として、沈黙から自由に発信する時代へとシフトしています。
個の時代からマスの時代へ
lgbt当事者達の殆ど誰でもが経験したであろう自分の存在と、社会の表向きのジェンダー認識からズレている自分の存在に独り悩む個の時代から、今となっては自ら自分の存在を世の中にブロードキャストする時代へと急激な変化したメディアを、自分達の居心地の良いlgbtメディアとして活用し、長年にわたる、暗闇である閉ざされたlgbtの世界にlgbtメディアが光りをもたらしたのです。
いつの時代も柔軟なlgbtメディア
mixi・Facebook・Twitter・Instagramといったインターネット時代の先端を行くメディアのメインストリームを、lgbtメディアとして柔軟に対応してきたが、ここ数年のlgbtの在り方と意識に変化をもららしていると感じます。
過去からのメディアの変遷は、雑誌から始まり、伝言ダイアル・ウェブ・SNS・マッチングアプリ、更には黒歴史ともいえる世界のリアルな世界でのウィルス蔓延の脅威の支配下に置かれた世の中でも、新しいメディアとして複数参加のビデオ通話システムを利用し、距離と閉鎖せざるをえない時期の障壁を取り省いてまで、新しいlgbtメディアとして楽しむまでになっているのです。
今後も新しいメディアが発生するのも時間の問題であるため、更なるlgbtメディアによる外界との関わり合いが、更に深くなり、社会的認知度もそれに伴って、深くなるとしか思えない明るい行先が見えて来る予感があります。
TVというマスメディア
色物として興味本意で、世の中からいじられてきたテレビというメディアにおいて、lgbtの活躍の馬がどんどんと広がりを見せています。溢れ出るlgbtのムーブメントを隠す事は、もはや時代が追いつけないスピードで広がり、lgbtというレッテルを貼る隙も見せず、各業界で活躍する姿が普通な世の中になりました。
とりわけ、NHKの役割がいつの頃からか注目を浴びる様になり、何の違和感も無くlgbt当事者をlgbtメディアと限定する訳でもなく、エバンジェリストとして世の中の理解を促す存在になっています。
NHKの職員には多くのlgbtの方が働いているという確実性の高い噂もあり、lgbtを語るにあたっては、lgbtを蚊帳の外に置いて語る事は無理なのは当然で、番組制作作者や監修にlgbt当事者が積極的に公共のメディアを使い、lgbtの声の一部を代弁してくれているのです。
しかしながら、lgbtの出演者の発する声が、全てのlgbtの人達の代表という訳ではないので、若干の心配事も無い訳ではありません。
2020年に放送された紅白歌合戦において、歌手でlgbtフレンドリなアーティストのMISHAさんが、lgbtの現在のアイコンであるレインボーフラッグによる演出を行い、歴史が少しでも動いた瞬間が訪れました。lgbtメディアと公共放送というメディアの境目が無くなった瞬間でもある輝かしい瞬間だったのです。
歴史は後退はしません。
当面は、lgbtメディアとアイコンであるレインボーカラーを軸として、lgbtメディアは殻を破りすて、垣根の無いメディアと共に進んで行くイメージが見えています。
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