日本人のトランスジェンダーについて

有名な日本人トランスジェンダー

テレビなどで活躍する芸能人などにも、日本人のトランスジェンダーがいます。何人か挙げてみましょう。
まずはモノマネ芸人としてブレイクしたはるな愛さん。幼少の頃から男性という身体の性に違和感を感じ、戸籍は男性のまま性別適合手術を受けました。ミスインターナショナルクイーンでチャンピオンにもなり、現在はセクシャルマイノリティを積極的に支援しています。
次はダンサーのKABA.ちゃん。SMAPの「世界に一つだけの花」の振り付けを担当しました。はるな愛さんと同様、生まれたときの身体の性は男性で心の性は女性でしたが、その後性別適合手術を受け戸籍上の性別も女性に変更しました。
他にも美容家・タレントとして活動し性同一性障害の診断を受けたGENKINGさん、シンガーソングライターや役者として活躍する中村中さんなどがいます。
また、ダンス&ボーカルユニットのSECRET GUYZは、メンバー全員が身体の性が女性で心の性が男性です。すでに解散し、それぞれ別の道で活躍しています。

まとめ

こういった日本人のトランスジェンダーを含むLGBTの人々は、社会の理解が少しずつ進んでいるとはいえいまだに差別や偏見にあい、不自由さを感じている人が少なくありません。
またトランスジェンダー本人も、身体の性と心の性が一致しないことで精神的な苦痛や葛藤を感じることもあります。
しかし、先に挙げた芸能人など多くの人々がメディアなどで啓発活動を続けており、グローバル化による多様性の受容も進んでいます。
今後、LGBTへの理解と受容が進み、LGBTの人同士も互いに支えあい前向きに生きていけるようになることが期待できるでしょう。