lgbt活動

カリフォルニアでのLGBTの位置づけ

「自由」、「平等」の代名詞ともいえるアメリカという国は実に多様性を認める文化があります。
しかし、「合衆国」という名の通り、国よりも州としての意識が強い国の一つです。
中でも私が長期留学で行ったカリフォルニアは典型的な「アメリカン」。
何事にもオープンな文化を持っており、大麻の合法、ヌーディービーチ(水着なしの海水浴場)、LGBTというように多様な価値観を受け入れる文化が根付いています。
 アメリカではじめてLGBT+の内容を含む教科書を、認めるまでにカリフォルニアのLGBTは発展しており、私のよくいってた市の図書館にはLGBTを理解するための無料講習会など開かれていました。
町全体がLGBTを認め、個性としてとらえていることは10ヶ月の私の滞在で身に染みて実感しました。

まちでのリアル

 私が滞在していたホステルはそんな中でもLGBTの中心地サンデイエゴのヒルクレストという地域。
はじめ、レインボーの旗の意味も分からなかった私は、そこで旗を掲げるたくさんの家、カフェ、バー、クラブ、レストランがあることを知りました。
自転車置き場、まちのペイントもレインボーが施してあったりと、毎日いても飽きないほどカラフル。
まちは夜に特に盛り上がり、ゲイバーやゲイクラブは平日でも人で埋め尽くされて、道端で手をつなぎ歩く姿などを日常的に見ます。
これは若い世代だけでなく、20代~60代とみられる幅広い世代に見られました。
私の経験上、明らかに同棲のカップルと思われる人たちは、男性である確率が高かったようにもいます。
 まちでは様々なイベントが企画されており、特に毎年5月に行われる「ゲイパレード」はその名の通り、2時間かけてゲイの方たちと観光客がまちを練り歩くものです。
入場料を払い、ゲイの人達の仮装、芸能人のトークショー、サンプルをゲットするなど楽しみ方は色々。
(サンプルでコンドームやキーホルダーなどが配られていました。)
また「ミートアップ」での活動も盛んに行われており、「""OUT & About"" LGBT Social Activities」では毎月多くの参加者が参加していました。
ほかのどこでもない陽気なカリフォルニアの魅力を感じることができます。
 私の滞在中に完成はしなかったものの、レインボーの横断歩道を建設するという話も耳に挟んだことがあります。
まだまだこれからも発展するであろうLGBTのまちづくり、コミュニティは注目です。

友人

 私の住んでいるホステルに長く滞在している人達が多く、その多くはLGBTでした。
(そのことは、ルームメイトと話していて3か月後に知りましたが)
まちを歩いていたらわかる独特の雰囲気というものも友人からスタートすると案外気づかないものです。
とても美意識も高く頻繁にフェイスマスクをする美形なゲイの友達、男女どちらも好きなタイの男友達、レズビアンであり、彼女をイギリスから呼んできたホステルのオーナーなど、そのことを隠すわけでもひけらかすなく「ありのまま」でいる彼らは美しく、刺激の多い毎日でした。
しかし100%理解を仕切れるわけではないため、ホステル内でもハウスメイト同士何度かトラブルが起こることもありました。

気づき

 しかし特定の地域がLGBTの活動で活発ということは「LGBTが未だ特別である」ことを表しているともとらえられます。
日本よりも先駆的なカリフォルニアでのLGBT活動から学ぶことは多く、多様性を受け入れることは住みやすい地域の可能性を広げることにつながります。
活動を通して人々の意識が変わることを願うばかりです。