トランスジェンダーがふっくらとした胸を作る方法

はじめに

男性から女性になったトランスジェンダーは、女性のようなふっくらとした胸にあこがれを持っているのではないでしょうか。
男性だったころはぺたんこな胸であっても、女性のようなふっくらとした胸を手に入れることはできます。では、どういった方法があるのでしょうか。

豊胸術

豊胸術とは、ヒアルロン酸や脂肪などを注入してふくらみのある胸を作る手術のことです。注入するものはいくつかあります。

人工乳腺法は、人工乳腺バッグというものを胸に入れる手術です。条項乳腺バッグの素材には、生理食塩水やシリコンなどが使われます。柔らかさがあり、効果は半永久的です。

ヒアルロン酸注入豊胸術は、ヒアルロン酸という成分を胸に注入する方法です。
ヒアルロン酸は皮膚にもともと存在している成分です。化粧品にも配合されていて、化粧品成分には保湿力があります。
ヒアルロン酸を注入した胸には柔らかさがあります。
体内に吸収されてしまうため、効果の持続は数年間です。低分子ヒアルロン酸の場合は3年ほどです。

脂肪注入による豊胸術は、自分の脂肪を胸に注入する方法です。
女性の胸がふっくらとしているのは、乳腺が発達していることと脂肪がついているからです。
胸の大部分は脂肪でやせている人だと胸が小さい傾向があります。
脂肪注入による豊胸術でも、やせている人だと胸が小さい傾向があります。
この豊胸術で作った胸には柔らかさがあります。注入した脂肪は半分程度は吸収されてしまいますが、生着した脂肪は半永久的です。

また、手術方法によってダウンタイムが違います。

人工乳腺法や脂肪注入方法は全身麻酔を使用、ヒアルロン酸注入は局所麻酔を使用します。
どの術式でも入院は必要ありません。
それぞれの方法によって胸の大きさ、柔らかさ、効果の持続などが違うので、いろいろな面から考慮して選ぶとよいでしょう。