lgbt企業の取り組みで気をつけたい事

ボタンの掛け違い感

どうでしょうね、lgbtである事は、例えば身体障碍者の方の採用義務や配慮の様に特別扱いする決まりと同等な訳ではなく、普通に個人の性の認識によって、社内での差別行為や噂話（噂話はlgbtに限った事でもありません）がその日から消える訳ではありません。

lgbtをオープンにして働く事は、当事者にとっては働きやすくなる人と、逆に居心地が悪くなる人もいると思います。
せめてオープンに嘘偽り無く働けると喜ぶ人もいれば、隠したままで普通に仕事をしてスムースな人間関係を築く事がしょうに合っている人もいます。

極論を言うとlgbtだから云々という事が日常業務にどの様な違いがあるのでしょうか？

会社内での事務的な処理（扶養手当や世帯持ちの家賃補助・昇進昇給等）に関しては、最低限上層レベルでの事であっても良いかとも思いますし、または他に男・女・その他を区別しないという最低限は認められるのは良のかな？と思います。
例として「俺や私の事を襲わないでくれよな！」等という事と、lgbtでも誰でも良い訳ではないと半分冗談を言う人がいるかもしれませんが、本当は男子トイレは使いたくないとか、女性ならその逆もあるかもしれません。

ありそうな事を想定すると、社員旅行に行って、男女大きな温泉で皆で入浴する機会もあるかもしれません。体調が悪いから入れません等とやんわり断ったりするだけでも良いのではないかとも思います。

実際の話として、夜のお酒の入ったお付き合いや、会社の接待もあるかもしれませんし、断れない誘いもあるはず。

何気ない会話で男女関係のあれこれを聞かれて、lgbtの当事者の方々にとったらセクハラになる事もあると思います。

差別がなくなれば良く配慮してもらうのと、事務手続き上の不利が無ければ、第一歩としては輝かしい事ではあります。