LGBT以外の性的少数者について知っておきたい事【必見！】

そもそもLGBTとは

最近では、日常的にもLGBTという言葉を目にしたり耳にする事が珍しくありません。
ですが日本人の場合は未だに性的少数者を表す言葉である事は何となく知っていても、その言葉の意味をきちんと理解していない人が多いです。

LGBTとはレズのlにゲイのｇ、バイセクシャルのbにトランスジェンダーのtといった形で、それぞれの言葉の頭文字を取って作られた言葉となっています。
確かに性的少数者の総称として用いられる事が多いのですが、LGBTという言葉で性的少数者が全て表現されている訳ではない点には注意が必要です。

実際の性的少数者というのはレズやゲイ、バイクセクシャルにトランスジェンダーといったLGBT以外にももっと細かく数多くに分類する事が出来ます。
実際に海外では、LGBTの他にも性的少数者のカテゴリーは存在する事を示すためにsを付けて、LGBTsと表現したり、LGBTiqといったLGBT以外の性的少数者を示す言葉を付け足している国も存在しているのです。

Xジェンダーとは

LGBT以外の性的少数者のカテゴリーで良く登場するのが、Xジェンダーだったりします。
このXジェンダーは自分が自覚している性自認が、男性にも女性にもどちらにも当てはまらないセクシュアリティを示す言葉です。

実はこのXジェンダーは日本で生み出された言葉で、より具体的に言うと自分を男性や女性という2つの性別というカテゴリーのどちらに当てはめても、違和感を感じてしまう人を表しています。
そのためXジェンダーの中でも更に、中性・両性・無性・不安定性の4つがあるとされているのです。

アセクシュアル

アセクシュアルもLGBT以外の、性的少数者として分類する事が出来ます。

このアセクシュアルの人の特徴としては、異性にも同性にも恋愛感情も性的欲求を示す事がない事です。
もっともより厳密に言うと他者に性的魅力を感じない人をアセクシュアルと呼び、恋愛感情を抱かない人をアロマンティックと分けて表現する事もあります。

ただし日本では性的欲求や恋愛感情を抱かない人といった形で広い意味で捉えて、アセクシュアルという言葉を用いるケースが多いです。