【治療】トランスジェンダーに医師ができること【カウンセリング】

精神安定剤の処方

悩みを抱えいて精神的に安定しない状態であれば、精神安定剤が処方されることがあります。
心身のストレスは自律神経に影響を与えます。
トランスジェンダーの悩みが大きく、常にストレスを感じているような方もいるのではないでしょうか。
自律神経は意識せずに働いていて、内臓機能や血圧の調整などを行っています。
自律神経が乱れると、倦怠感、不眠、めまいなど、体に影響を与えます。

精神安定剤には、抗不安・催眠・筋弛緩・抗けいれんの4つの働きがあります。
精神安定剤といっても作用の強さによって何種類もの薬があり、症状や体質などによって使い分けます。

精神作用に影響を与えるような薬は市販されています。
しかし、どのような薬があっているのか人それぞれ違うので、市販薬を購入して自己判断で飲むのではなく、医師に相談をして処方してもらうとよいでしょう。
医師に相談をしていれば、もしも副作用が出てしまったときでも違う薬を処方してもらえたり、対処方法について説明してもらえます。

外科手術

性同一性障害と診断された場合は、手術によって体の見た目を変えることができます。
子宮摘出、乳房切除、精巣切除、腟形成などを受けることが可能です。
一度手術をすると元に戻すことはできません。
どういった治療法があり、どのような変化があるのか、医師の話をよく聞いて手術を受けるか判断しましょう。
また、体の状態によっては手術ができないこともあるので、その点も医師に話しをよく聞くようにしてください。

まとめ

トランスジェンダーの悩みを相談できる場所の一つが医師です。
トランスジェンダーについて詳しくない医師も中にはいますが、専門的な知識を持っている医師なら適切な対応をしてくれることでしょう。
悩みを抱えているなら医師に相談してみませんか。