結婚後に自分のトランスジェンダーに気づいた話
妻にトランスジェンダーを告白
遂に正直に妻に打ち明けました。
私はトランスジェンダーで体は男性でも心は女性であると。
子供が生まれてからこの事実に私も気づいたのだと。
こんな私でも認めてくれるかと。…最初はもちろん拒絶されました。
なぜ今頃になってそんなことを言うのか、昔からあなたは男性じゃないか、精神病だから病院に行こう等々、妻は私の頭がおかしくなったのだと、まず最初にそう思いました。
それから半年に渡って話し合いを続けました。
その結果、妻も私の気持ちをある程度理解してくれるようになりました。
しかし、このままの状態で結婚生活を続けていくのは難しいとの結論に至り、結局は離婚して子供の親権は母親側に譲るという形になりました。
私自身が突然、突拍子もないことを言いだしたのは自覚していたので、親権が母親側に渡るということもある程度納得した上での離婚でした。
妻も私もお互いの気持ちを理解した上での結論なので、一応の円満離婚の形となりました。
その後の私、第2の人生
離婚後、私は今まで働いていた地元の工場の仕事を辞め、東京で夜の街で接客業の仕事をしています。
今の仕事はありのままの自分の姿で仕事ができるのでとても楽しいです。
コツコツ仕事をして頭金ができたら、将来的には地元に帰って自分のお店を持ちたいと思っています。
子供には誕生日やクリスマスに会うことを許されています。その際は、ありのままの自分の姿で子供と接しています。
まだ子供は小さいので私が父親から母親に代わったことはまだ理解できていないと思います。
将来この子が大きくなったらどうやって説明しょう?と考えています。
その頃には今よりもトランスジェンダーの存在が世の中に広く浸透し、偏見の目が無くなっているといいなと思っています。
また、可能であるならば、もう一度結婚をしたいと思っています。
そして、もう一度子供を授かり、母親としてひとつ屋根の下で子育てをしたいと夢見ています。
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