lgbt対応のトイレってあるの?

はじめに

lgbtの悩みの一つがトイレではないでしょうか。
公共の場では、男性、女性どちらのトイレを使ったらいいのか悩むところです。周りの目もあるので好きな方を選べないことがあります。
そこで、lgbtのトイレについて考えてみたいと思います。

周囲のことを考える

見た目は男性、心は女性の人が女性のトイレを使うと、トイレを使用している女性に不快感を与えることがあります。
場合によっては変質者がトイレに入ってきたと思われてしまいます。その逆もあり、見た目が女性で心が男性の人が男性のトイレを使うと、トイレを使用している男性は驚いてしまいます。
本人にそのつもりがなくても、公共の場では周りの人たちはlgbtだということに気がついてくれないので、好きな性別のトイレを使いにくいのです。
こういったことがあるため、公共のトイレを使用するときには周囲への配慮が必要です。公共の場ではどのように見られているのかを意識して、使うトイレを選ぶとよいでしょう。

職場では

周囲がlgbtだと理解してくれていれば、心の性にあった方のトイレを使用できます。この場合、職場の人全員が理解を示してくれていることが大切です。
心の性のトイレを使用してもよいと思っている、でも一部の人は見た目の性にあったトイレを使って欲しいと思っている、このような場合は周囲のことを考えてトイレを使うようにしましょう。
同じ職場で働く人同士、よい関係を保って行くことがよい仕事をするために大切なことです。トイレの問題で職場の雰囲気を壊さないように配慮が求められます。

lgbt対応トイレ

「どなたでもご利用になれます」というトイレを見たことがありますか。
トイレの入り口には、男性、女性、車椅子、おむつベッドのマークが描かれています。
このトイレは多目的トイレといって、どのような人でも使うことができます。
性別に関係なく利用してよいのです。
lgbtだけのためのトイレではありませんが、lgbtも使うことができます。商業施設や公共施設では設置されている場合が多くあります。
多目的トイレはユニバーサルデザインになっています。
ユニバーサルデザインとは、障害の有無、年齢、性別、国籍、人種を問わないデザインのことです。誰でもが使いやすいように設計されています。
多目的トイレの設備ですが、車椅子の方でも使いやすいように十分な空間が確保され、手すりが設置されています。
オスメイト対応の洗浄器具も用意されています。
さらに、赤ちゃんのおむつを交換できるようにおむつ交換台もあります。

多目的トイレの利用マナー

・優先利用の原則
多目的トイレは車椅子の方でも利用しやすいように広いスペースが確保されており、オスメイト対応の洗浄器具も用意されていて、このようなトイレしか利用できない方の優先使用が原則となります。
公共のマナーとして守らなければなりません。
・ペーパーの補充
多目的トイレに限ったことではありませんが、トイレットペーパーがきれていたら補充をしましょう。
車椅子の方にとってペーパーは取りにくいので、補充をして利用しやすようにしておきます。
・短時間利用
優先されるべき人が使えるように短時間しようにとどめます。

まとめ

lgbtだけのためのlgbt対応トイレはありませんが、多目的トイレは性別を問わず利用できるlgbtでも使いやすいトイレといえるでしょう。
本来は車椅子などそのトイレしか使えない人が優先されるべきものなので、利用方法のマナーは守りましょう。
タンク的といれは商業施設や公共施設になら設置されていることが多くあります。
このようなトイレが増えることで、lgbtもトイレを利用しやすくなることでしょう。