LGBTのゲイ向けの出会いや発展場【欲望は誰にでもある】

発展場の意味とそのバリエーション

発展場には有料で法に触れない所と、公の特定の場所があり、ゲイの人達が出会を求めて集まって来ます。
公の場所としては、公園のトイレ・秘境的な普通の人が訪れられない秘密のビーチサイド・電車の特定の場所・普通の銭湯・スーパー銭湯があります。

有料発展場としては、○○会館(数字)・○番(サイズ)・○点(数字)・ドーベル○ン・ボイラー○ームといった有名所があり、昔からゲイの人達の、恋愛的な面倒無しでお金で解決出来る、性の処理場や気の休まる憩いの場としてあり、のんびりしつつ発展出来たり、単純に己の性欲を満たすために集まります。

顔見知りもいれば、知らない人が沢山いたり、そこそこリーズナブルなお店が多く、終電を逃して安く泊まるために入って寝床にするついでに発展をするという一石二鳥な側面もあり、発展場といっても目的はゲイの人達それぞれ違います。

値段的に安いので、二丁目で夜中に働いているアジア系のゲイの人達が集いの場としていて、出前を取って食事をして、ロッカールームで、まだ喋り足りないのか、井戸端会議をしていたりもします。

更には、普通の仕事を持っている人が自宅やホテルの代わりとして、発展場を住まいにしている人もいます。

服や日用品は仲の良い友達の家に置いてもらって、発展場から出社して、仕事が終わったら発展場に帰るという謎な生活をしている人までいて、テレビ番組の[ドキュメンタリー]の人間模様を観ているかの様な状態です。

有料の発展場

老舗である○○会館・○番という有料発展場が、新宿と上野にありある程度の年齢の人であれば知らない人はいないかと思います。
上野にあるそれぞれの発展場は、場所柄もあり、中年~壮年くらいの若干太めな人やガチムチな人が多い様です。
中でも○○会館は外国人の入場を許しているところもあり、外国人ゲイ旅行者が訪れたりしています。
外専と呼ばれる外国人だけが好きなゲイの人達がいて、この施設は外国人と外専の日本人の出会のスポットとなっています。

基本的には、広い風呂・サウナ・ビデオルーム・大部屋・ベッドルーム・個室とあり、出会いをサポートしています。
変わったところとしては、カップラーメンの自販機や出前を取ってくれるサービスまであります。

発展(場)銭湯(スーパー銭湯)

銭湯やサウナ好きな人がゲイの人達に多いのも確かで、発展銭湯で有名な銭湯がいくつかあります(小田急線・大江戸線・大井町線)。
銭湯が純粋に好きな人もいれば、サウナやミストサウナが好きな人もいますが、おのずと全員が裸なので、ストレイトの男性達にとったら女湯に入って見放題という状態にたとえられたりしています。

サウナでは股間をタオルで隠して入るのがマナーらしいのですが、それをわざとズラして、ターゲットのゲイらしき人に自分のアソコを見せて相手の様子をさぐり、相手もタオルをズラして来たらお互いがゲイであるとわかり、相手をゲットという事になるのです。

発展銭湯では悪さをせずに、仲良くなって、その後の関係はどちらかの家に移動するといった具合です。

発展場の銭湯としてゲイの人達に人気があるところの殆どが、既に経営者はゲイの人達が集まって来ている事を知っているそうで、定期的に見回りをしたり、迷惑行為として張り紙を貼ったりして対策をとっているそうです。

銭湯やスーパー銭湯は、ゲイの楽園ではありませんので、節度を持って風呂とサウナの良さを楽しんでみるだけでも良いのかもしれないと思っています。