バイセクシャルの基本的な情報とバイセクシャルの割合について【誤解や偏見に気をつけて】

受ける事が多い誤解や偏見

バイセクシャルの人は性的少数者であるだけに、思わぬ誤解を受けるケースが少なくなかったりします。
特に多いのが性的に奔放であり、誰とでも性的関係を結ぶというイメージを持たれる事です。
これは異性だけでなく、同性に対しても性的欲求を抱ける事から生じてしまったイメージだったりします。
ですがバイセクシャルの人は、男性と女性の両方を好きになる可能性があるだけで、誰彼構わず恋愛感情を抱いた挙げ句に性的関係を結ぶ訳ではないです。

他にもバイセクシャルの人が異性と結婚した際に、バイセクシャルではなくなったと考える人もいます。
ですがこれも、人生を共にしたい相手がたまたまた異性だっただけで、性的指向が変化した訳ではないです。
実際に異性と結婚したバイセクシャルが離婚した後に、同性と付き合うケースは普通に存在しています。

バイセクシャルの割合

性的少数者であるLGBTが、実際にどの程度の割合で存在しているのかは気になる所です。
特に日本は先進国の中で、LGBTに対する理解が進んでいないと言われる事が少なくありません。
そのため割合はかなり少ないに違いない、と思い込んでいる人が多いです。

そんな日本のLGBTの割合は、約8パーセントと言われています。つまり13人に1人程度の割合で、性的少数者が存在している計算になるのです。
もっともこれは左利きの人とほとんど同じ割合であり、意外に身近な存在だったりします。
所が自分の周りに左利きの人はいるけど、LGBTの人と出会った事がないと考える人が多いです。

もっとも日本では前記した様に、LGBTの人に対する理解が済んでいなかったりします。
そのため自分がLGBTに属している事を、日常では隠している人も多いのです。
そしてLGBTの1つである、バイセクシャルの割合は、約1.7パーセント程となっています。
LGBTと言うと、レズやゲイの人が多いイメージを抱く人が少なくないです。
所がゲイは約1.9パーセントで、レズも約1.7パーセント程の割合だったりします。なので日本ではバイセクシャルの割合が、意外に高かったりするのです。